石けんでシャンプー?

お客様によく聞かれる質問です。
Q. 頭皮を石けんで洗っているのですが、洗う前は頭皮がベタついていて、洗うと髪がバサつきます。。。
   脱脂力強すぎるのでしょうか?皮脂を取ると、皮脂は多くなるのでしょうか?痒みもフケも多く。。。
A. 髪の毛に含まれている脂質は1〜8%(普通は3・5%位)で、
   しななやかさや艶を保ってますが保っていますが、皮脂腺の働きが活発な場合は、
   髪の毛表面に皮脂は付着し、すぐにベタついた感じになってしまいます。


   付着した皮脂腺由来の皮脂はシャンプーをすることにより取り除くことが出来ますが、
   シャンプー剤の種類や髪の毛の損傷度合いによっては、髪の毛に含まれてる
   CMC脂質(タンパク質結合脂肪酸・セラミド・コレステロール)などの脂質も同時に失うことが
   あります。
  
   昔の石油系のシャンプー剤は脱脂力が強く、皮脂も脂質も取り除いてしまうため、
   パサパサになってしまうようなものがありました。

   石けんによる洗髪は、水中に存在するカルシウムやマグネシウムと石けんが反応し、
   洗髪後、水に水溶液の石けんカス(金属石けん)ができ、毛髪や毛穴に残留するようになり、
   これが毛髪の艶を悪くしたり、痒みのもとをつくることがあります。

   また石けんはアルカリ性のため、毛髪が膨潤(ぼうじゅん)してキューティクルが開いた状態になり
   このような髪同士がこすれ合うため、傷つきやすくなったり、髪の毛のタンパク成分である
   間充物質がキューティクルの隙間から少しずつ溶かし出されてしまい、
   乾かすと髪がパサパサになったり、柔軟性が失われて艶や感触が悪くなることから、
   脱脂された感じがするようになります。

   石けんはアルカリ性ですので、クエン酸などの酸性リンスを行って中和すれば膨潤していた
   髪の毛が収斂(しゅうれん)し、シャキッとしてサラッとした感じになりますが
   指通りが悪く脱脂が感じられるような場合は、髪の毛にホホバオイルなどを数滴つけて
   おくことが必要になります。

   一般に使われてるLES・Na(ポリオキシエチレンラウリルーテル硫酸塩)、
   PS(モノラウリン酸ポリオキシエチレン)で洗い、整髪料などをつけない状態にして
   毛髪の皮脂の回復状態を測定した実験によると、
   シャンプーをして2日後には58〜65%まで回復していましたが、
   毛穴の周りの皮脂の状態は洗う前と同じになってました。

   「皮脂を取ると皮脂が多くなるか」
   ですが、もし本当に多くなるようであれば、皮脂の分泌が少なくて感想した頭皮の人は
   どんどん洗えば良いということになりますが、
   こんなことをしたらますます感想した頭皮になってしまいます。

   皮脂の分泌量は体質が関係し、性ホルモンのアンドロゲンやビタミンの代謝異常、
   油っこい食事や甘いモノ、気温の上昇、睡眠不足などの影響によります。

   石けんで洗ってよくゆすがなかったり、酸性リンスをしないような場合、雑菌や微生物が
   繁殖しやすくなり、痒みやフケを引き起こしやすくなります。

●痒みとフケについて
   ある調査によると、フケの中に含まれる微生物について調べたところ、
   226種類も検出されたと言います。

   フケ症の人や痒みの多き人ほど。微生物が頭皮に存在しているのです。

   一般に、頭皮を過度に刺激しないようにシャンプーして清潔にすることにより
   フケや痒みの発生を少なくすることができますが、
   皮膚には表皮ブドウ球菌やニキビ桿菌、その他通過菌として黄色ブドウ球菌や連鎖状球菌、
   緑膿菌、大腸菌、真菌などがたくさんいて、ある時期に1〜2種類の菌が定着し、その菌が
   強い場合、一時的にヒフ感染症を起こすこともあります。

   「痒みとフケが出る」というような場合は、殺菌剤のジンクピリチオン、オクトピロックス、流黄などの
   含まれたシャンプー剤で洗えばかなり治りますが、もしそれで治まらないような場合は、
   真菌対策として硝酸ミコナゾール(ミコナゾールナイトレート)やケトコナゾールが配合されている
   シャンプー剤で洗えば、次第に治まってくることと思います。

   それでもダメな場合は、皮膚科を受診することをお勧めします。

   フケの状態が悪化して細菌感染が起こり、ガンコな皮膚病変へと憎悪する
   「粃糖性湿疹」に発展することがありますので、
   軽度なフケの段階で早めに対処することが大切です。
●リンス、トリートメントは髪の毛だけに!
   頭皮は脂っぽく、髪の毛が感想してる場合のシャンプー剤の選び方は、頭皮の状態に合わせた
   脂性頭皮用を選び、過剰な皮脂を除去するようにマッサージシャンプーをします。

   そのままでは髪の毛は感想してパサパサになってしまいますので、
   カチオン界面活性剤やシリコーン類、カチオン性高分子、セラミドなどが配合されたリンス剤や
   トリートメント剤を髪の毛だけにつけてダメージケアをしましょう。


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   この商品はさほどダメージが無ければリンスやトリートメントは必要ないです。