若白髪

原因
○ メラノサイト(色素細胞)のメラニンをつくる力が低下することにより白髪になる。
○ 自律神経の失調・神経疲労・栄養障害(ダイエット・ビタミン、ミネラル不足)等による一時的なもの。
○ 遺伝的素因によるところが大きいのですが、ストレスなどで急に白髪が増えることもあります。
対策>
○ 白髪を黒髪にもどす根本的な治療法は今のところありません。
○ 毛乳頭(毛の製造工場)への血行を促し、毛母細胞の働きを活発にする発毛促進剤を1日2回使用し、
  マッサージをする。
○ 良質のタンパク質(赤味の肉・魚・卵)・緑黄色野菜・海藻類・乳製品・豆腐などの
  大豆製品をしっかりと摂る。
○ アルコール、コーヒーの過剰摂取はさける。
○ 12時までに寝るようにする。
○ 抜け毛やフケ・カユミのように、すぐに結果は出ないが、根気よく手当を続けることが大切。
<病気による白髪>
全身性疾患の一兆候として若白髪が見られることがあります。
遺伝性の非常にまれな疾患であるウェルナー症候群などの早老症候群は、
頭髪の白毛化のほかに、脱毛、白内障、糖尿病などの
老化現象が見られるなど、他の全身症状を伴ってきます。
その他に後天性のままある疾患として、甲状腺機能高進症、アジソン病などの
内分泌疾患、悪性貧血(ビタミンB12欠乏症)の際にも若白髪をきたす場合があります。
ネフローゼ症候群、かいよう性大腸炎、吸収不良症候群などによる慢性の栄養障害時や
男性ホルモン減少などの場合には、年齢に関係なく汎発性の白毛化をきたす場合があります。

これら基礎疾患によって引き起こされた若白髪は、
原疾患の治療経過によっては色素の改善が見られることがあります。
いずれの疾患にしても、その他の症状を伴ってきますので、
そういった他の全身症状が認められるようならば内科的検索が必要になってきます。
また、汎発性の尋常性白斑による白毛化であった場合には、光線療法が有効な場合があります。